カネサダ番匠の家

郡上市八幡町吉野の今建築中

 

今年の6月頃から156号線を通るたびに気になっていました。

 

本日 思い切って訪問

 

本物そっくりさんの大きな改造だと思っていましたが

 

新築なんです

 

中を拝見して驚き

リビングの天井です

 

この大くて太い梁 自分の山から切り出した木材

 

古木に見えるように工夫がしてあり また天井が高い

 

薪ストーブ使用で温かいリビング

 

この住宅はカネサダ番匠さんの自宅なんです

カネサダ番匠 兼定さんは元は宮大工さん

 

お話をしていますと随所に建築に対して拘りを感じる方

カネサダ番匠さんの拘りその1

 

大きな梁が曲がっているでしょう

 

この曲がりが家の強度を高めるんですて

 

今の建築ではほとんど見かけなくなった工法

 

滋賀県の彦根城は曲がった梁で構成されています。

 

だから地震にも強いんです

 

曲線は力の分散を>>>>

和室の天井

 

カネサダ番匠さんらしさが

 

200年、300年もつ工法

とにかく木材がすごい

よく見てください

 

木材の接合部分金物は一切使用なし

 

日本の優れた文化 和建築の基本

 

今残念なことですがこの優れた日本建築が国の方針で無くなる

 

こんな バカげたことが日本の政策

 

カネサダ番匠さんも私嘆き悲しんでいます。

まだ工事中

 

これからどんな風に変化するか楽しみ

 

次回を>>>>